平昌五輪で35万人がノービザ入国、うち1万人が不法滞在者に

 今年行われた平昌冬季オリンピックの期間中(2月9日-25日)、ノービザで韓国に入国した外国人およそ35万人のうち、ビザなしでの滞在期限が満了した後も出国せず不法滞在している外国人がおよそ1万人に達することが28日までに判明した。韓国政府は平昌オリンピックの期間中、観光活性化のため、90日間のビザなし入国を一時的に認めていた。
  保守系の最大野党「自由韓国党」の全希卿(チョン・ヒギョン)議員が25日に法務部(省に相当)から提出を受けて公開した資料によると、平昌オリンピックの期間に当たる2月9日から25日までの間にノービザで韓国に入国した外国人の数は35万1739人。このうち1万1635人(およそ3.3%)が、5月31日の時点で韓国国内に不法滞在していることが判明した。ビザなしで韓国に入国した外国人は、日本(9万2402人)、台湾(5万4010人)、香港(3万9120人)、中国(3万8375人)など135カ国・地域からやって来た。
  この中に、仕事を探す目的で移住した労働者や、最近問題になった難民申請者などが相当数含まれていることもあり得る。純粋な観光客ではないこうした人々が、韓国政府のビザなし入国政策を悪用した可能性があるのだ。
  全希卿議員は「韓国政府はビザなし入国を許可する一方、多数の不法滞在者が発生する事態の防止策は整備しておかなかった。不法滞在外国人の追跡を強化する等、対策の整備が急がれる」と話した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/06/30/2018063000338.html

コメント

このブログの人気の投稿

MBNの業務停止効力中断

「19世紀式の自主にかまけた586世代、20?30代の登場が望まれる」

韓国政府の救援隊がラオスに出発 医療スタッフら20人