ドイツに勝利の韓国、「英国の伝説」リネカーの定義も変えた

  「サッカーは22人の選手が11人ずつ2チームに分けて競技し、結局はドイツが勝つスポーツだ」。

  1990年イタリアワールドカップ(W杯)準決勝で西ドイツに敗れた後、イングランドのゴールゲッター、ゲーリー・リネカー氏(58)が語った言葉だ。この発言は後にメジャー大会で常に好成績を出すドイツサッカーを象徴する「言葉」として広まることになった。

  しかしこの定義が韓国サッカーのために変わった。28日に行われたロシアW杯グループリーグF組第3戦で韓国がドイツを2-0で撃破したからだ。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング1位のドイツに勝利した韓国(57位)は1勝2敗(勝ち点3)、組3位で決勝トーナメント(16強)には届かなかったが、今大会の最大の波乱を起こした。一方、ドイツは1938年大会以来80年ぶりにW杯グループリーグ敗退という苦杯をなめた。ドイツは得失点(韓国0、ドイツ-2)でも韓国を下回り、F組最下位に終わった。

  このような結果を見たリネカー氏はツイッターで28年前に述べた定義を変えた。リネカー氏は「サッカーは単純な競技だ。22人の選手が90分と試合終了までボールを追いかけ、もうドイツが常に勝つわけではないスポーツ」とし「以前バージョンは歴史の中に消えた」と定義した。

  リネカー氏は24日、ドイツがスウェーデンに2-1で勝利した後、「サッカーは単純な競技であり、82分間22人の選手がボールを追いかけ、ドイツ選手が1人退場した後には21人が残って13分間またボールを追いかけ、結局はドイツが勝つ競技」と表現していた。

  リネカー氏は1986年メキシコW杯で6得点して大会得点王となった元イングランド代表FW。現在は英BBCで解説者を務めている。

中央日報 http://japanese.joins.com/article/694/242694.html

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