8月の離散家族再会 韓国が北朝鮮・金剛山で施設点検 

【ソウル聯合ニュース】朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族の再会行事を準備するため、韓国の施設点検団が27日から訪朝し、金剛山にある離散家族面会所や金剛山ホテルなどの施設を点検している。再会行事は8月20~26日に金剛山での開催を予定する。  韓国統一部の当局者は28日、点検団が前日に離散家族面会所や金剛山ホテル、休憩所の温井閣、発電所などを見て回ったと伝えた。28日も施設の点検を行う見通しだ。施設の状態についてはまだ伝えられていないという。  施設点検団は統一部の金炳大(キム・ビョンデ)人道協力局長を団長に、大韓赤十字社や金剛山観光事業者の現代峨山の関係者など20人で構成された。29日に午後、韓国に戻る。この点検結果を踏まえ、施設工事の関係者が現場を訪れ、改修・補修工事を進める予定だ。  一方、統一部は、韓国と北朝鮮の当局者が常駐する南北共同連絡事務所の開所に向けタスクフォース(作業部会)を構成した。同部の李武一(イ・ムイル)南北会談本部常勤会談代表の下、10人程度からなる。  連絡事務所は北朝鮮にある南北経済協力事業の開城工業団地に設置される。その準備のため韓国側関係者が先ごろ現地を訪問した。統一部は北朝鮮との協議を経て、施設の改修・補修工事に着手する計画だ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/06/28/2018062802332.html

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