大阪市、サンフランシスコに「慰安婦像維持なら姉妹都市解消」

 日本の大阪市が、米国サンフランシスコ市に「セントメリーズ公園に設置された慰安婦像をこのまま維持する場合、姉妹都市提携を解消する」と書簡で通告したことが分かった。共同通信が31日に報じた。
  同通信によると、大阪市の吉村洋文市長は24日、サンフランシスコ市のロンドン・ブリード市長に宛てて書簡を送付。吉村市長は書簡で、ブリード市長が慰安婦像と碑文に関してエドウィン・リー前市長と同じ考えなら今年で61周年となる姉妹都市関係を解消する、と通知した。
  吉村市長はまた「慰安婦像をサンフランシスコの公共物でなくし、両市の市民が友好的に交流できる環境をつくる意向があるのなら、姉妹都市関係を継続することに異論はない」とした。吉村市長は今年9月末までに回答を求めているという。
  サンフランシスコの慰安婦像の設置をめぐっては、昨年11月にリー前市長が設置を公式化する文書に書面した。大阪市はこのときサンフランシスコとの姉妹都市提携の解消を決めたが、リー前市長が急逝したため解消を保留していた。ブリード新市長は先月に就任した。
  サンフランシスコの慰安婦像は幅90センチ、高さ約3メートルで、韓国・中国・フィリピンの3人の少女が背中合わせに立って手をつなぎ、これを慰安婦被害者の故・金学順(キム・ハクスン)さんが見詰める形になっている。像に添えられた碑文には、慰安婦が「性奴隷」などと表現されており、これについて吉村市長は「不確実な主張があたかも歴史的事実のように記されている」として、サンフランシスコ側に複数回にわたり抗議の書簡を送付している。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/07/31/2018073103268.html

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