韓国外相「終戦宣言は外交課題」 北も参加のARFでの協議に意欲

【ソウル、仁川聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は31日、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議などASEAN関連の会合に出席するためシンガポールへ出発した。  康氏は仁川国際空港に向かう前、ソウルの外交部庁舎で聯合ニュースの取材に応じ、韓国と北朝鮮、米国、中国の外相がそろうARF会議を機に朝鮮戦争の終戦宣言を巡る協議を試みるかどうかについて、「(終戦宣言は)私たちの外交課題なので、機会があれば推進すべきだ」と述べた。  終戦宣言の主体が南北と米の3者になるのか、中国を加えた4者になるのかに関心が集まっているが、ARFに合わせて中国の王毅国務委員兼外相と会談した場合に同宣言について議論するかとの質問には、「具体的な事項は決まっていない」と答えるにとどめた。  一方、康氏は仁川空港で記者団に対し、ARFに合わせた北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相との会談計画について、「さまざまなルートで推進中だが、まだ決まったことはない。私たちも実現するよう願っている」と述べた。南北米中による外相会談の可能性に対しては、「予測は難しい」とだけ答えた。  康氏はシンガポールで8月3日に韓国・ASEAN外相会議と韓国・メコン(メコン川流域国)外相会議、4日にASEANプラス3(韓中日)外相会議や東アジア首脳会議(EAS)外相会議、ARF閣僚会議などに出席する予定だ。  また、朝鮮半島を取り巻く米中日ロの4大国や東南アジア諸国など、約15カ国と2国間外相会談を開催する方向で調整している。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/07/31/2018073102492.html

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