韓国で今夏の交通事故が急増…原因は猛暑

 猛暑が続く韓国で、今年の交通事故が昨年より約8%増えていることが分かった。あまりに暑いため、ドライバーの集中力が散漫になって事故を引き起こしているというわけだ。
  サムスン交通安全文化研究所は、2016-18年の夏季(6-8月、今年は7月23日まで)にサムスン火災の自動車保険の加入者が起こした交通事故186万件を分析した結果「温度が1度上がるごとに交通事故が1.2%ずつ増えた」と29日発表した。日中の最高気温が23度の日には、交通事故の件数が1日平均6958件だったのに対し、30度の日には7540件、36度の日は8077件に増加した。同研究所によると、スペインの環境関連の研究センターでも、気温が1度上がるごとに交通事故率が1.1%ずつ上がるとの分析結果を発表しているという。
  今年の7月1-23日に発生した交通事故は19万3796件で、昨年の同じ期間(17万9665件)に比べ約8%増えた。今年7月に韓国で猛暑日(韓国では最高気温33度以上の日)となった日の全国平均日数は13日で、昨年(6.4日)の2倍以上となっている。
  研究所は「猛暑によって睡眠や覚醒の調節機能が低下し、疲労感が強まる」として「このため交通状況に対する認知・判断能力が低下し、事故の危険が高まる」と指摘した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/07/29/2018072901831.html

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