NYT紙「米国務長官の訪朝延期、文大統領に悪材」

  ポンペオ米国務長官の北朝鮮訪問延期が来月の南北首脳会談を控えた文在寅(ムン・ジェイン)大統領に悪材料になりかねないという分析が出てきた。

  米ニューヨークタイムズは25日、訪朝に対する米国の心変わりは文大統領に難しい宿題を抱えさせたと報道した。

  ポンペオ長官訪朝を通じ北朝鮮の非核化問題が進展し、南北首脳会談にも肯定的な影響を与えるという期待があったが突然の訪朝延期で雰囲気が壊れたという説明だ。

  北朝鮮に対する米国の否定的な基調にも南北共同連絡事務所が開設され首脳会談が進められるならば米国と亀裂が生じる恐れもあると指摘される。

  合わせて文大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とどのような合意をしても韓国内保守派の反発に直面するだろうだと予想した。

  その上で同紙は南北首脳会談を延期することも文大統領には負担として作用すると付け加えた。

  また、文大統領が最近数週間に景気低迷など国民の不安が高まり支持率の下落につながって北朝鮮と関係で突破口を求めようとしているとも説明した。

  だが気まぐれな米国大統領は文大統領を難しくしていると同紙は指摘した。

  峨山(アサン)政策研究院のシン・ボンチョル安保統一センター長は同紙とのインタビューで、「文大統領は金委員長に非核化問題にもう少し(米国に)協調的に臨むよう説得でき、非核化問題進展の有無と関係なく南北間の政策を推進することもできる。だが後者の場合、韓米関係には否定的影響を与えるだろう」と指摘した。

  

中央日報 http://japanese.joins.com/article/411/244411.html

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