トップ不在の韓国ロッテ 投資・社員採用が全てストップ
【ソウル聯合ニュース】韓国ロッテグループは、辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)会長が朴槿恵(パク・クネ)前大統領らへの贈賄罪で収監されてから6カ月を超え、投資と社員採用が事実上中断された状態だ。 辛氏は2月の一審判決で懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡され、ソウル拘置所(京畿道義王市)に収監されている。控訴審判決公判は10月初めに開かれる予定だ。 韓国ロッテはここ10年間、毎年約5兆~10兆ウォン(約4989億~9978億円)を投資し、平均約1万5000人を採用したが、今年は辛氏の不在で投資計画と採用計画を決められずにいる。 投資額は、2009年の5兆1000億ウォンから16年は10兆4000億ウォンに大きく増加した。昨年の投資額は7兆ウォン前後と業界は推定している。 しかし、今年は国内外で10件余り、計11兆ウォンのM&A(合併・買収)を検討していたが断念または延期した。グループ関係者は「海外進出や新規事業参入は大規模な投資を伴い、戦略的アプローチが必要であるため最終意思決定権者が不在の状況で進めるのは難しいというのが現実だ」と説明した。 年間の社員採用計画も立てられずにいる。上半期(1~6月期)に新入社員(750人)とインターン(400人)を昨年と同じ水準で採用したが、下半期(7~12月)は計画が確定していないという。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/26/2018082600932.html
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