チェコ首相と会談の文大統領「韓国、原発40年間無事故」
韓国とチェコの両国が今後、チェコの原発建設事業に関連して緊密に協議していくことにした。
チェコを訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日(現地時間)、プラハのホテルでアンドレイ・バビシュ首相と会談し、韓・チェコ関係の発展と韓半島(朝鮮半島)情勢などについて協議し、このように明らかにした。文大統領はこの日、イスラエルを国賓訪問中のミロシュ・ゼマン大統領の代わりにバビシュ首相と会談した。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官はこの日午後、プラハ市内のホテルのプレスセンターで会見し、「両首脳はチェコの原発建設事業に関連し、今後、緊密に協議していくことで一致した」と述べた。
文大統領は「韓国は現在24基の原発を運営中で、過去40年間の運営で1件の事故もなかった」と強調し、チェコ政府が原発の建設を決める場合、優秀な技術力と運営・管理経験を持つ韓国企業が参加できるように関心を持ってほしいと伝えた。
これに対しバビシュ首相は「予定より遅れている他国の原発建設事例をよく知っていて、我々も準備がまだ終わっていない」とし「UAEバラカ原発事業の成功事例をよく知っている。韓国は原発の安全性に関する技術を確保している。今後緊密に協議していきたい」と答えた。
文大統領は欧州連合(EU)の鉄鋼セーフガードに関し、韓国が輸出する鉄鋼製品で現地工場の生産増大と雇用創出に寄与しているだけに、EUのセーフガード措置から除外してほしいと協力を要請した。このほか、K-9自走砲の輸出など防衛産業分野で両国の長所を生かし、完成品の輸出、技術支援および共同生産など、さまざまな協力の推進を期待していると述べた。
両首脳は1990年の国交正常化以降、両国関係が諸般分野で持続的に発展してきたことを評価し、2015年に樹立された韓・チェコ戦略的パートナーシップ関係を充実させるため幅広い分野で互恵的な協力を強化していくことにした。
さらに情報通信(ICT)、人工知能、モノのインターネットなど新産業分野での協力を通じた新しい成長動力の創出など未来志向的な協力を強化していくことで一致した。
文大統領は最近の韓半島情勢の進展動向、完全な非核化と韓半島の恒久的な平和定着のための韓国政府の努力を説明し、これに対するチェコ側の変わりない関心と支持を要求した。
特に今年のチェコ独立100周年、来年の大韓民国臨時政府樹立100周年に言及し、両国の交流を強調した。
文大統領は「今年はプラハの春50周年でもあったが、自由・民主に向けたチェコ国民の熱望と不屈の意志を世界に見せた」とし「私は当時、高校生だったが、世界がチェコの国民を応援し、その挫折に心を痛めた記憶が残っている」と述べた。続いて「韓国も何度か市民抗争を通じて挫折を経験し、民主主義を発展させた。来年は大韓民国臨時政府樹立100周年となる。こうしたすべての点で両国は本当に共通点が多いと考える」と話した。
これに対しバビシュ首相は文大統領の人権弁護士経歴に言及し、「文大統領は人権・民主化のために努力し、その経歴を高く評価する」と答えた。また「文大統領が緊張緩和など韓半島問題を解決するために積極的に努力したことも高く評価する」とし「北朝鮮と相互常駐公館を運営するチェコとしても、北朝鮮の核問題の平和的解決と韓半島の恒久的平和を構築するための努力を持続的に支援していく」と述べた。
バビシュ首相はチェコに対する韓国企業の投資事業、観光など韓国との経済分野で非常に活発な成長を遂げたと伝え、「チェコの人々が韓国文化をより正確に深く知ることができるよう韓国文化院の開院も希望する」と話した。
中央日報 https://japanese.joins.com/article/606/247606.html
チェコを訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日(現地時間)、プラハのホテルでアンドレイ・バビシュ首相と会談し、韓・チェコ関係の発展と韓半島(朝鮮半島)情勢などについて協議し、このように明らかにした。文大統領はこの日、イスラエルを国賓訪問中のミロシュ・ゼマン大統領の代わりにバビシュ首相と会談した。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官はこの日午後、プラハ市内のホテルのプレスセンターで会見し、「両首脳はチェコの原発建設事業に関連し、今後、緊密に協議していくことで一致した」と述べた。
文大統領は「韓国は現在24基の原発を運営中で、過去40年間の運営で1件の事故もなかった」と強調し、チェコ政府が原発の建設を決める場合、優秀な技術力と運営・管理経験を持つ韓国企業が参加できるように関心を持ってほしいと伝えた。
これに対しバビシュ首相は「予定より遅れている他国の原発建設事例をよく知っていて、我々も準備がまだ終わっていない」とし「UAEバラカ原発事業の成功事例をよく知っている。韓国は原発の安全性に関する技術を確保している。今後緊密に協議していきたい」と答えた。
文大統領は欧州連合(EU)の鉄鋼セーフガードに関し、韓国が輸出する鉄鋼製品で現地工場の生産増大と雇用創出に寄与しているだけに、EUのセーフガード措置から除外してほしいと協力を要請した。このほか、K-9自走砲の輸出など防衛産業分野で両国の長所を生かし、完成品の輸出、技術支援および共同生産など、さまざまな協力の推進を期待していると述べた。
両首脳は1990年の国交正常化以降、両国関係が諸般分野で持続的に発展してきたことを評価し、2015年に樹立された韓・チェコ戦略的パートナーシップ関係を充実させるため幅広い分野で互恵的な協力を強化していくことにした。
さらに情報通信(ICT)、人工知能、モノのインターネットなど新産業分野での協力を通じた新しい成長動力の創出など未来志向的な協力を強化していくことで一致した。
文大統領は最近の韓半島情勢の進展動向、完全な非核化と韓半島の恒久的な平和定着のための韓国政府の努力を説明し、これに対するチェコ側の変わりない関心と支持を要求した。
特に今年のチェコ独立100周年、来年の大韓民国臨時政府樹立100周年に言及し、両国の交流を強調した。
文大統領は「今年はプラハの春50周年でもあったが、自由・民主に向けたチェコ国民の熱望と不屈の意志を世界に見せた」とし「私は当時、高校生だったが、世界がチェコの国民を応援し、その挫折に心を痛めた記憶が残っている」と述べた。続いて「韓国も何度か市民抗争を通じて挫折を経験し、民主主義を発展させた。来年は大韓民国臨時政府樹立100周年となる。こうしたすべての点で両国は本当に共通点が多いと考える」と話した。
これに対しバビシュ首相は文大統領の人権弁護士経歴に言及し、「文大統領は人権・民主化のために努力し、その経歴を高く評価する」と答えた。また「文大統領が緊張緩和など韓半島問題を解決するために積極的に努力したことも高く評価する」とし「北朝鮮と相互常駐公館を運営するチェコとしても、北朝鮮の核問題の平和的解決と韓半島の恒久的平和を構築するための努力を持続的に支援していく」と述べた。
バビシュ首相はチェコに対する韓国企業の投資事業、観光など韓国との経済分野で非常に活発な成長を遂げたと伝え、「チェコの人々が韓国文化をより正確に深く知ることができるよう韓国文化院の開院も希望する」と話した。
中央日報 https://japanese.joins.com/article/606/247606.html
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