【社説】「韓国の原発は安全」という事実を海外で訴える文大統領

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日(現地時間)、チェコのプラハでバビシュ首相と会談した際「韓国は24基の原発を稼働しているが、これまで40年にわたり事故は1件も起こっていない」とした上で、韓国がアラブ首長国連邦(UAE)で建設しているバラカ原発について「工期を完璧に守っている」と説明した。チェコは新規に2-3基の原発建設計画を進めているが、そのチェコに韓国における原発の技術力、安全性、経済性、建設能力などを訴えた形だ。文大統領の言葉通り1978年に古里原発1号機が稼働を始めて以来、韓国の原発では事故と言えるような事故は1件も発生しておらず、もちろん死者も1人もいない。

  月城1号機は7000億ウォン(現在のレートで約710億円)を投入して補強工事が行われたばかりだが、その検査報告書が先日公表された。報告書は「施設の性能や構造などは適切に維持され、安全性に問題はない」と結論づけた。ところが原発を運営する韓国水力原子力は今年6月「安全性に問題はないが、経済性に問題がある」として廃炉を決めた。「危険だから脱原発」と言っていたかと思えば、ある日突然「安全だが経済性に問題」と言い出したのだ。さらにそれまで95%を維持していた月城1号機の稼働率を意図的に半分近くにまで下げ、本当に経済性に問題があるように見せかけた。国民を完全に欺いているのだ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/30/2018113080013.html

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