今年最後の太極旗集会に1万3000人、文在寅政権を激しく批判

 今月29日にソウル都心の各地で今年最後の太極旗集会が開催され、普段の2倍となる1万3000人以上の参加者が文在寅(ムン・ジェイン)政権の退陣を要求し、現政権による対北朝鮮政策や経済政策、脱原発政策などを激しく批判した。

  保守団体「一波万波」などが主催する太極旗集会はソウル市鍾路区の東和免税店前で29日午後から始まった。主催者側の発表では2000人以上が集まったという。参加者らは「9・19南北軍事合意の完全無効」「偽装平和アウト」などと書かれた横断幕を手にしていた。一波万波のキム・スヨル代表は「自由民主主義を守るため、この寒さにも関わらず街頭に出た」とコメントした。この日ソウルの最高気温はマイナス3度だった。

  ソウル市中区の大漢門前では保守団体「太極旗行動国民本部」が太極旗集会を開催し、1500人以上が集まった。参加者らは太極旗と星条旗を手にしながら「韓米同盟を破壊する文在寅は北朝鮮に行け」「朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領を直ちに釈放せよ」などと書かれた横断幕を掲げた。

  ソウル市中区のソウル駅前広場では大韓愛国党による100回目の太極旗集会が開催された。昨年7月の結党集会以来1年5カ月ぶりだ。主催者側によると参加者は1万人以上。参加者らは「建国から70年、右派陣営は街頭に出ることはなかったが、今後は出て行って正義と大韓民国、自由民主主義を叫んで行きたい」「今や政治革命が起ころうとしている」などと訴えた。参加者らはソウル駅で集会を終えた後、鍾路区の光化門まで行進した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/12/31/2018123180011.html

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