慰安婦:故・金福童さん告別式、ソウルの日本大使館前で挙行へ

 旧日本軍の慰安婦被害者で28日に亡くなった金福童(キム・ボクトン)さん(享年93歳)の遺体が安置されている葬儀場には、30日も多数の弔問客が訪れた。

  この日は韓国外交部(省に相当、以下同じ)の康京和(カン・ギョンファ)長官をはじめ、法務部の朴相基(パク・サンギ)長官、潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長らが弔問に訪れた。

  潘基文氏は「韓日政府が一日も早く慰安婦被害者の苦痛を和らげるべき。日本は未来志向的な韓日関係のためにも、先の長くないおばあさんたちの余生が少しでも生きがいのあるものになるよう積極的な措置を取ってほしい」と述べた。

  このほかにも、文喜相(ムン・ヒサン)韓国国会議長をはじめ韓国与野党の多数の議員が弔問に訪れた。

  がん闘病の末に28日に亡くなった金さんは、旧日本軍の性奴隷被害者として世界各地で被害を証言し、日本政府に謝罪を求めることに人生をささげた。

  金福童さんの遺体は2月1日朝にセブランス病院を出発し、ソウル広場を経た後、金さんが生涯鋭い目で見詰め続けた駐韓日本大使館の前で永訣式(告別式)が行われる。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/01/30/2019013080184.html

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