レーダー照射:来韓の森本元防衛相「今は互いに争うときではない」

 韓国と日本の軍事関係の重鎮らが30日、ソウル市内で昼食懇談会を開催し、韓日の軍事的摩擦について懸念を表明するとともに、仲裁に向けて力を合わせることを確認した。大韓民国在郷軍人会の金辰浩(キム・ジンホ)会長と、韓国の予備役将校らの団体「星友会」の柳三男(ユ・サムナム)会長は同日、ソウル市内で日本の森本敏・元防衛相との昼食懇談会に臨み、韓日間の軍事的摩擦を早期に解決するために両国の重鎮が積極的に取り組むことを提案した。金会長は「韓米日の安全保障協力がこれまで以上に重要な状況で、韓日の摩擦解消は必須だ」と述べた。2012年に野田内閣で防衛相を務めた森本氏は「今はわれわれが争うときではない。これまで積み上げてきた交流・協力と理解を基に、われわれがまず両国関係の正常化のために共に努力していこう」と述べたという。

  しかし、韓日当局の対立は依然として続いている。韓国政府は、日本による植民地時代の強制徴用被害者への賠償を日本企業に命じた韓国大法院(最高裁判所に相当)の最終判決に関連し、9日に日本側が要請した韓日請求権協定に基づく「政府間協議」に応じない方針を固めたことが分かった。一般的な協議とは異なり、請求権協定に基づく政府間協議は「争いを解決する手段」だ。韓国政府が拒否すれば、日本は仲裁委員会の構成を要求するか、国際司法裁判所(ICJ)への提訴など、次々にカードを切ってくる可能性がある。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/01/30/2019013080182.html

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