李明博元大統領が保釈を申請
収賄罪などで起訴され、控訴審で裁判が進行中の李明博(イ・ミョンバク)元大統領が29日、裁判所に保釈を申請した。担当判事の交代などで当面正常な裁判進行が困難であり、勾留期限である4月8日まで70日しか残っていないことから、ひとまず身柄の釈放を求める狙いだ。
28日の裁判所人事では、李元大統領の控訴審で裁判長を務めてきた金仁謙(キム・インギョム)ソウル高裁部長判事が大法院(最高裁に相当)傘下の法院行政処次長に異動した。このため、新たな判事が裁判を本格的に進めるまでにはかなりの時間を要することになる。
李元大統領サイドの姜薫(カン・フン)弁護士は29日、「新たな担当判事が決まるとなれば、勾留期限満了まで2カ月もなくなる。10万ページに達する膨大な検察調書などを考えると、勾留期限内に判決の言い渡しは不可能になった」と指摘した上で、「勾留期限にかかわらず、忠実な裁判を進めるために保釈許可が下されるべきだ」と主張した。
姜弁護士はまた、「李元大統領は高齢である上、糖尿病や目まいを訴えている。最近は睡眠時無呼吸症で器具を装着し就寝している状態だ」とする健康上の理由も挙げた。裁判所の決定は早ければ30日にも下される。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/01/30/2019013080015.html
28日の裁判所人事では、李元大統領の控訴審で裁判長を務めてきた金仁謙(キム・インギョム)ソウル高裁部長判事が大法院(最高裁に相当)傘下の法院行政処次長に異動した。このため、新たな判事が裁判を本格的に進めるまでにはかなりの時間を要することになる。
李元大統領サイドの姜薫(カン・フン)弁護士は29日、「新たな担当判事が決まるとなれば、勾留期限満了まで2カ月もなくなる。10万ページに達する膨大な検察調書などを考えると、勾留期限内に判決の言い渡しは不可能になった」と指摘した上で、「勾留期限にかかわらず、忠実な裁判を進めるために保釈許可が下されるべきだ」と主張した。
姜弁護士はまた、「李元大統領は高齢である上、糖尿病や目まいを訴えている。最近は睡眠時無呼吸症で器具を装着し就寝している状態だ」とする健康上の理由も挙げた。裁判所の決定は早ければ30日にも下される。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/01/30/2019013080015.html
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