ネット世論操作で与党元党員に実刑判決 韓国地裁

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は30日、インターネット上で世論操作をした罪などに問われた与党「共に民主党」元党員のキム・ドンウォン被告に対し、世論操作と贈賄などの罪で懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡した。政治資金法違反の罪については懲役6カ月、執行猶予1年とした。  地裁は、焦点となっていた共に民主党の金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道知事との共謀関係については明確な判断を示さなかったが、金知事がキム被告やその仲間の犯行に助けられたことは認めた。金知事は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の腹心とされる。  キム被告らは2017年の大統領選で共に民主党候補を当選させる目的などで、プログラムを用いて世論操作を行ったとして起訴された。  地裁は、被告らが国会議員だった金慶洙氏に近づき、同氏が属する政党とその大統領選候補を支持し、ネット上で世論操作を行ったと指摘。これにより、「金慶洙氏は大統領選で自身が望む方向に世論を向けることにおいて相当な助けを得た」と説明した。  地裁は、キム被告が仲間の弁護士と共謀して野党・正義党の院内代表だった魯会燦(ノ・フェチャン)氏(故人)に違法な政治資金を渡した罪についても、有罪と判断した。  キム被告と共に起訴された仲間の弁護士ら9人に対しては、地裁はそれぞれ執行猶予や懲役の実刑判決を言い渡した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/01/30/2019013080103.html

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