韓国外交・国防の要人、なぜ日本の国連軍後方基地を頻繁に訪問?

 2回目の米朝首脳会談を控え、韓国外交部と国防部(共に省に相当)の高官らが相次いで日本にある国連軍司令部の後方基地を訪問し、注目を集めている。外交部の金泰珍(キム・テジン)北米局長は30日から2日間の日程で、在日米軍司令部のある横田基地と、空母ロナルド・レーガンが配備されている横須賀基地を視察中だ。国連軍司令部のマーク・ジレット参謀長が同行している。これに先立ち、韓国陸軍のパク・チョンジン第1野戦軍司令官(大将)も昨年11月末に国連軍司令部の後方基地を訪問した。国防部と外交部の高官らはこれまで、北朝鮮への対応体制を点検するために、有事の際の韓半島(朝鮮半島)派兵を目的として創設された国連軍司令部の後方基地を視察してきた。しかし、最前線を担当する陸軍第1野戦軍の司令官が国連軍司令部の後方基地を訪れたのは異例だといわれている。昨年、米朝及び南北首脳会談が行われて以降、外交関係者の間では、国連軍司令部の解体を念頭に置いた重大な交渉が行われているとの説が流れていた。

  北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は昨年10月、国連総会での演説で「国連軍司令部は北南(南北)による板門店宣言の履行まで阻止するという不穏な動きを見せている」として、国連軍司令部の解体を要求した。今回の韓国高官らの訪日が国連軍司令部の解体と関連があるとの憶測が流れる中、韓国政府関係者は「(今回の訪問は)単なる視察」と説明した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/01/30/2019013080183.html

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