朴政権の首相から最大野党代表に 黄教安氏=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の保守系の最大野党「自由韓国党」は27日、ソウル郊外の国際展示場、KINTEXで党大会を開催し、党代表に黄教安(ファン・ギョアン)元首相(61)を選出した。  黄氏は元検事で、検察で公安畑を歩んできた。検察で最高の要職とされるソウル中央地検の第2次長を務めたが、革新系の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の際、検事長に昇進できず、保守系の李明博(イ・ミョンバク)政権時の2008年に同期の中で最後に検事長となった。  朴槿恵(パク・クネ)前政権発足後の13年には法務部長官に起用された。法務部長官時代に憲法裁判所の決定により左翼政党「統合進歩党」を解散させたことを最大の実績として挙げている。  15年には首相に就任。国政介入事件などにより国会で朴氏の弾劾案が可決した16年12月から文在寅(ムン・ジェイン)政権が発足した17年5月まで大統領権限代行を務めた。混乱に陥りかねない時期だったが、国政を無難に運営したとの評価を受けた。17年の大統領選で保守陣営の有力候補として名前が挙がったが、不出馬を表明した。  文政権発足後も黄氏は各世論調査で保守陣営の次期大統領候補の支持率トップを走った。これからは政治家として新しい挑戦に取り組むことになる。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/02/27/2019022780176.html

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