自由韓国党新代表に朴槿恵政権の首相・黄教安氏

 韓国の野党、自由韓国党は27日、党大会を開き、黄教安元首相(61)が新代表に選出された。黄代表は朴槿恵(パク・クンヘ)政権で法務部長官(法相)と首相を務め、朴大統領弾劾当時の大統領権限代行だった。黄氏が最大野党の代表となったことで、文在寅(ムン・ジェイン)政権に本格的に対抗する構図が形成されるとみられている。

  代表選挙は選挙人団による投票に一般国民の世論調査を加味して行われ、黄氏は6万8713票(50%)を獲得。呉世勲(オ・セフン)氏(元ソウル市長)が4万2653票(31.1%)、金鎮台(キム・ジンテ)氏(国会議員)が2万5924票(18.9%)で続いた。ただ、黄氏は一般国民の世論調査では呉氏(50.2%)よりも得票率で12.5ポイント下回り2位だった。党員票では強かったが、中道支持票の獲得には限界があった格好だ。

  黄代表は当選演説で、「この壇上から下りたその瞬間から文在寅政権の暴政に対抗し、国民と国を守る熾烈(しれつ)な戦闘を始める」と述べた。また、「自由韓国党はワンチームだ。我々が再び一つになれば、成し遂げられないことはない」と強調した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/02/28/2019022880017.html

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