<韓米外相会談>康長官「韓米、対北政策の目標は一致」

  韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が29日(現地時間)、対北朝鮮政策に関連して韓米間で目指すところは完全に一致していることを再確認した、と明らかにした。

  康長官はこの日午後、ワシントンでポンペオ米国務長官と韓米外相会談を行った後、在米大使館で開いた特派員懇談会で「ハノイ首脳会談以降の対応方向について多くの意見交換をした」とし「現段階で最も重要なのは米朝交渉を再開すること」と強調した。

  これに関し康長官は「ポンペオ長官も、今後、非核化に関する具体的な成果が達成されるよう外交的な努力を持続的に競争していこうという意見で一致した」と伝えた。

  康長官は「一部では韓米間の協調に対する懸念が表明されると考えられているが、韓米間では北核関連のあらゆる事案について深みのある虚心坦懐な意見交換が行われているという点を話しておく」とし「文大統領とトランプ大統領の親密な関係と信頼、また、私とポンペオ長官の間の信頼、本部長とビーガン代表の緊密な連携など韓米間の協調はいつよりも強い」と説明した。

  また、最近の韓米間の懸案についても議論したと伝えた。康長官は「今後、次期防衛費分担交渉を控えているだけに、韓米同盟に対する私たちの模範的な寄与を米国側に十分に周知させ、また、対イラン制裁免除問題、自動車の(通商拡大法)232条調査問題について私たちの憂慮と立場を伝えた」と話した。

  康長官は「ポンペオ長官と私は今後、北核だけでなくいくつかの両国の懸案、地域、グローバル関心事について周期的、戦略的な対話を強化していこうという意見で一致した」とし「2国間だけでなく共同の地域的、グローバル問題について定例的な調整ができる適切なレベルの対話の窓口を用意すべきではという共感があった」と明らかにした。

  さらに「両国が渾身の力を注いでいる北核関連事項のほかにも、名実共に『包括的戦略同盟』という現韓米関係にふさわしい対話と連携を続けていけると考える」と述べた。

  これに先立ち康長官は前日、ニューヨークで国連のグテーレス事務総長と会談し、韓半島(朝鮮半島)情勢とグローバル懸案について意見を交換し、この日ニューヨーク国連本部で開催された「2019国連平和維持閣僚会議」に出席した。

中央日報 https://japanese.joins.com/article/862/251862.html

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