北朝鮮「米国の関与説注視」 大使館襲撃で初の反応
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の外務省報道官は、2月22日に起きたスペインの北朝鮮大使館襲撃事件について「重大なテロ行為」と非難し、「米連邦捜査局(FBI)と反共和国(北朝鮮)団体が関与しているなどの説も広まっており、注視している」と表明した。朝鮮中央通信が31日、伝えた。北朝鮮が同事件について公式に反応したのは初めて。 同通信によると報道官は「スペイン当局の捜査が最後まで責任を持って進められ、テロ分子と背後の操縦者について国際法にのっとって公正に処理されるよう忍耐を持って待つ」と強調した。 金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏が2017年2月にマレーシアで殺害された後、息子のハンソル氏を保護したとする団体「自由朝鮮」は大使館襲撃に関わったとする声明を発表し、持ち出した情報はFBIと共有したと主張している。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/03/31/2019033180017.html
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