韓国上場企業、1?3月期の営業利益4割減

 1-3月期決算を発表した韓国の上場企業の営業利益が前年同期を40%以上下回ったことが分かった。

  金融情報会社のFNガイドは28日、25日までに1-3月期の決算を発表した上場企業67社(店頭市場を含む)の営業利益(連結ベース)は19兆26億ウォン(約1兆8300億円)で、前年同期(32兆4841億ウォン)を41.5%下回った。

  主力業種である電子、化学分野の営業利益の低迷が目立った。サムスン電子は半導体市況の悪化で1-3月期の営業利益が6兆2000億ウォンにとどまり、前年同期(15兆6422億ウォン)を60.4%も下回った。SKハイニックスの営業利益も68.7%減の1兆3665億ウォンだった。LG化学はバッテリー部門でエネルギー貯蔵装置(ESS)火災に伴う費用を計上したことで、営業利益が57.7%減の2754億ウォンだった。SKイノベーションも石油・化学製品の利ざや縮小で53.5%の減益だった。

  証券会社3社以上が業績予想を出している43社のうち、1-3月の営業利益が市場予想を10%以上下回ったネガティブサプライズの企業は13社(30%)だった。昨年末から企業業績に対する期待感がかなり低下したが、実際にはそれをさらに下回る業績にとどまった格好だ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/29/2019042980002.html

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