最大野党の解散求める請願に100万人超賛同 与野党対立激化で=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)のホームページで、最大野党「自由韓国党」の解散を求める請願に賛同した国民が30日午前、100万人を超えた。背景には同党が強く反発している選挙法改正案や高位公職者不正捜査処の設置などに関する法案のファストトラック(迅速処理案件)指定を巡り、与野党の国会議員がもみ合う事態まで発生し、「動物国会」との批判が上がっていることなどがあるとみられる。  請願は22日に投稿され、請願人は「韓国党は何かにつけ場外乱闘を繰り広げ、立法の足を引っ張っている」として、「政府が政党解散の審判を請求してほしい」と要請した。  国会での対立が激化するにつれ、賛同者数が徐々に増え、28日には20万人を突破した。賛同者が20万人を超えると、青瓦台の責任者が回答することになっている。29日には一日だけで50万人以上が賛同を示した。  これまで最も賛同者数が多かったのは心神耗弱による減刑に反対する請願(約119万2000人)で、同請願を超える可能性があるとの見方も出ている。  青瓦台のホームページはアクセスが殺到し、29日からつながりにくい状態が続いている。青瓦台関係者は聯合ニュースに対し、「このような短時間に100万人に到達したことは軽くみることではない」と述べた。  一方、ホームページには与党「共に民主党」の解散を求める請願も投稿され、与野党の支持者による「ネット合戦」も激化している。同請願には10万人以上が賛同している。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/30/2019043080117.html

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