飛行禁止区域の南北合意、「韓国だけが損した」との指摘も

 昨年9月19日の南北軍事合意以降、韓国軍が飛行禁止区域に進入した回数は今年4月初めまでに20回だったことが分かった。月平均で3回という計算だ。軍事合意以前は国連軍司令部が設定した飛行禁止区域への進入回数が月50回に達していた。同じ期間に北朝鮮は一度も飛行禁止区域には進入せず、軍事合意以前と状況は変わらなかった。

  韓国国防部(国防省)と合同参謀本部が29日、自由韓国党の国会議員に提出した資料によると、韓国軍は軍事合意の履行が始まった昨年11月以降、山火事消火、負傷者の搬送などの理由で飛行禁止区域に20回進入した。軍事合意以前の昨年1-10月(492回)に比べると、進入回数は激減した。  これに対し、北朝鮮による飛行禁止区域進入は軍事合意前後でいずれも「該当事項なし」と報告された。合意とは関係なく、北朝鮮はこの地域で飛行活動を行っていなかったことになる。

  こうした中、韓国国防部は独自評価を通じ、2018年の最優秀部署に「北韓(北朝鮮)政策課」を選び、表彰まで行っていた。自由韓国党の李種明(イ・ジョンミョン)国会議員は「飛行禁止区域で韓国が一方的に損をしたことが証明された」と指摘した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/30/2019043080026.html

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