釜山で国際海上訓練の開幕式 海上自衛隊幹部4人出席
【ソウル聯合ニュース】東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議(ADMMプラス)が主催する多国間の海上共同訓練の開幕式が30日、韓国釜山の海軍作戦司令部で行われ、日本の海上自衛隊から幹部4人が参加した。韓国海軍が明らかにした。 海上共同訓練は29日から5月13日まで釜山とシンガポールの周辺海域で実施される。日本の自衛官は訓練全体の計画を点検する事前の会議にも参加した。昨年12月に海自哨戒機の韓国艦艇に対する威嚇飛行と、日本が主張する韓国艦艇の海自哨戒機に対する火器管制レーダー照射問題により両国関係が悪化してから自衛隊の幹部が韓国で開催された連合訓練に関連する行事に参加したのは今回が初めて。 ただ自衛隊は韓国海軍が釜山沖で5月2日まで主管する訓練には参加せず、5月9~13日にシンガポール沖で実施される訓練にのみ参加する。これは火器管制レーダー照射問題により両国間系が悪化した影響と受け止められる。 ADMMプラスにはASEAN加盟国と韓国、米国、日本、中国など計18カ国が参加するが、今回の訓練には12カ国が艦艇を派遣する。 訓練は1部と2部からなり1部は民間船舶襲撃などの海上犯罪への共同対応や主要海洋施設の保護、救助訓練などが行われる。2部は兵器など国際取引が禁止されている物資を積んだ疑いのある船舶の検査などの訓練が実施される。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/30/2019043080258.html
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