韓国国防相 アジア安保会議に出席へ=韓日会談は未定

【ソウル聯合ニュース】韓国の国防部は30日、同部の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)長官が31日から来月2日までシンガポールで開催されるアジア安全保障会議(シャングリラ会合)に出席すると発表した。  会議には米国や日本、中国、ロシアなどアジア・太平洋地域や欧州主要国の国防相、安保専門家らが出席する。  国防部によると、鄭氏は来月1日の本会議で「朝鮮半島安保と次の段階」をテーマに演説する。朝鮮半島の非核化や恒久的な平和定着、南北の緊張緩和や信頼構築に向けた韓国政府の取り組みを説明し、国際社会に支持や協力を要請する見通しだ。朝鮮半島の平和に基づいて展開する東アジアの平和と繁栄の新秩序「新朝鮮半島体制」についても紹介する。  また、2日には韓国と米国、日本の3カ国国防相会談に出席し、北朝鮮の核やミサイル問題など、朝鮮半島の安保課題について議論する。北朝鮮の短距離ミサイル発射への対応を巡り意見交換する見通しだが、緊張の高まりを避けるための状況管理や外交支援に焦点が当てられるとの見方もある。  韓中国防相会談も開かれる予定で、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備問題で冷え込んでいた両国軍事交流の正常化に向け弾みがつくか注目される。  一方、韓日国防相会談の開催は依然として決まっていない。  鄭氏は英国や北大西洋条約機構(NATO)、欧州連合(EU)、ベトナム、シンガポールなどともそれぞれ会談する。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/05/30/2019053080111.html

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