米ハリウッドに続き韓国芸能界を揺るがす「ジョー・ロー」

マレーシアの大型汚職事件の中心人物 ヤン・ヒョンソク代表とPSY「性接待疑惑」に登場 秘密資金でハリウッドにプレゼント攻勢 不正明らかになり親交あるスターたちも困惑

  韓国の大手芸能事務所「YGエンターテインメント」ヤン・ヒョンソク代表の性接待疑惑で、接待相手がマレーシア前政権の大型汚職事件「1MDB事件」の中心人物だったロー・テックジョー(37、漢字表記:劉特佐、通称:ジョー・ロー)=写真=であることが分かった。歌手PSY(サイ、41)=本名:パク・ジェサン=も29日、ジョー・ローをヤン・ヒョンソク代表に紹介したことを認めた。だが、自身とヤン・ヒョンソク代表は会食の場を先に去ったと主張している。

  米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなど外信の報道によると、ジョー・ローはマレーシア前政権の汚職事件の中心人物だという。2009年に執権したナジブ首相は就任1年目に国営投資会社「ワン・マレーシア・デベロップメント(1MDB)」を作った。マレーシアの石油を担保に債券を発行し、その資金で国のインフラを開発するために作られた公企業だ。学生時代にナジブ首相の義理の息子と親交があったジョー・ローは公職に就いていなかったが、諮問役としてマネーロンダリング(資金洗浄)や裏金作りの中核として介入したという。検察の捜査によると、秘密資金は当時、合計45億ドル(約5000億円)に達したとのことだ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/05/31/2019053180030.html

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