非武装地帯の遺骨発掘現場付近に北朝鮮が簡易監視所 韓国の作業注視か

【ソウル聯合ニュース】韓国軍が朝鮮戦争戦没者の遺骨発掘作業を行っている南北非武装地帯(DMZ)の「矢じり高地」(江原道・鉄原)の北朝鮮側地域に、北朝鮮が簡易監視所を設けたことが29日、韓国国防部関係者の話で分かった。  同部によると、この監視所は木材などで作ったもので、2~3人が勤務できる大きさ。5月に入ってから設置されたという。同関係者は「北軍の既存の監視所では韓国軍が行っている遺骨発掘に対する監視がやや制限されるために作られたようだ」と話した。  国防部は昨年9月に結んだ南北軍事合意に基づき、朝鮮戦争の激戦地だった矢じり高地で4月1日から北朝鮮と共同で遺骨発掘作業を行う予定だったが、北朝鮮が応じなかったため、現在は単独で発掘を進めている。  北朝鮮が遺骨発掘現場の近くに監視所を設けたことを巡り、韓国のDMZ内での活動を細かく監視し、遺骨発掘に関する状況を軍上層部に速やかに報告する狙いがあるとの見方が出ている。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/05/29/2019052980184.html

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