文大統領 ハンガリー事故への総力対応を指示=情報機関にも

【ソウル聯合ニュース】ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川で29日夜(日本時間30日未明)に韓国人33人が乗船した遊覧船が沈没する事故が起きたことを受け、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領や青瓦台(大統領府)は総力を挙げて対応している。  韓国外交部によると、遊覧船に乗船していた韓国人は観光客30人とソウルから同行した引率者1人、現地ガイド2人の計33人だった。うち7人の死亡が確認され、7人が救助されたが、19人は行方不明となっている。  文大統領は30日午前8時ごろ、可能なあらゆる手段を総動員し、救助活動に乗り出すよう緊急指示。予定されていた昼食会を中止し、関係閣僚らを招集して緊急対策会議を開いた。  各官庁も迅速な対応をとった。文大統領の指示を受け、政府は康京和(カン・ギョンファ)外交部長官を本部長とする中央対策本部を設置した。また、外交部職員6人と消防庁職員13人からなる迅速対応チームを構成し、現地に派遣した。  康氏も現地で指揮を執るため、ハンガリーに向けて出発する。  文大統領は2014年に起きた旅客船セウォル号沈没事故の際、救助にあたった隊員らで構成される海軍の海難救助隊(7人)や海洋警察庁の救助チーム(6人)、国家危機管理センター関係者(2人)らも現地に派遣するよう指示した。  その上で、外交部や行政安全部、国防部、消防庁などの関係官庁は事故の収束に全力を尽くし、情報機関・国家情報院も必要な支援をするなど、政府を挙げた対応体制を維持するよう指示した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/05/30/2019053080199.html

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