韓米首脳の会話漏えい問題で遺憾表明 「あってはならない」=文大統領
【ソウル聯合ニュース】在米韓国大使館の幹部級外交官が機密に当たる韓米首脳間の電話会談の内容を最大野党「自由韓国党」の姜孝祥(カン・ヒョサン)国会議員に漏らした問題で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日の閣議で、「外交的に極めて敏感な問題になり得る首脳の通話まで政争の材料とし、国民の知る権利や公益提供だとかばう政党に深い遺憾を表明する」と述べた。文大統領が同問題に言及するのは初めて。 文大統領は「少なくとも国家運営の根本に関する問題だけは常識を守ることを要請したい」と強調。「弁明の余地はなく、あってはならないこと」と重ねて批判した上で、「政府としては公職者の機密漏えいについて、国民に謝罪する」と述べた。 また、今回の事件を公職者の綱紀を徹底させる契機にするよう指示した。 姜氏は9日、文大統領が7日の電話会談でトランプ米大統領に訪日(5月25~28日)後の訪韓を要請したと明らかにした。在米韓国大使館の外交官が駐米大使らごく一部に閲覧が限られている韓米首脳間の対話内容が記された文書を見て、その内容の一部を自身の高校の先輩である姜氏に伝えたとされる。 外交部は28日、この外交官と姜氏を刑事告発する方針を明らかにした。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/05/29/2019052980151.html
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