在日同胞、文大統領との懇談会で「韓日関係悪化、我々には死活問題」

 主要20か国・地域首脳会議(G20サミット)に出席するために日本の大阪を訪問している文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日、在日同胞約370人を招いて夕食懇談会を開催した。この席で、在日同胞からは韓日関係の悪化を懸念する声が相次いだ。

  在日本大韓民国民団(民団)の呉龍浩(オ・ヨンホ)大阪府団長は歓迎のあいさつで「最近、韓日関係は歴史認識をめぐる問題が浮き彫りになり、決して良好な関係とはいえない」として「両国の関係悪化が長期化すれば、在日同胞の暮らしに大きな影響を与える。韓日の友好・親善なしには在日同胞社会の発展も困難だ」と述べ、冷え込んでいる韓日関係に懸念を示した。

  民団の呂健二(ヨ・ゴンイ)中央本部団長は乾杯のあいさつで「今は韓日関係が非常に困難だ。大統領も大変苦労されていることはよく分かっている」としながらも「韓日関係は我々にとっては死活問題。近い国なので良い時期も悪い時期もあるが、明日のためには共に未来へ進むほかない」と述べ、関係改善に向けた努力の必要性を訴えた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/06/27/2019062780235.html

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