韓中会談で習主席がTHAADに言及、文大統領は「非核化の解決を」

 日本の大阪で27日に行われた韓中首脳会談で、中国の習近平国家主席が終末高高度防衛ミサイル(THAAD)と次世代高速通信規格「5G」問題に言及したことが分かった。韓国大統領府(青瓦台)関係者が明らかにした。

  この関係者は同日午後、大阪入りした文在寅(ムン・ジェイン)大統領に同行している記者たちと会い、「周主席が『THAAD関連の解決策が検討されることを願う』などと述べ、これに対し文大統領が『そのために非核化問題が解決されなければならない』と応じた」と説明した。この関係者はまた「周主席は『華為(ファーウェイ)』に具体的には言及しなかったものの、5Gに関して原論的なことを述べ、文大統領は耳を傾けたものの特に返答はしなかった」と話した。

  文大統領は米中関係について「米国と中国は韓国にとって1、2位の交易国であり、どちらも重要だ」として「どちらか一方の国を選ぶという状況にはならないことを願っており、円満に解決されることを希望する」と述べた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/06/27/2019062780228.html

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