米「韓日に休戦協定提案」…1日バンコク合意を仲裁

  米国は韓日両国に追加報復行為を中断する「休戦協定(standstill agreement)」に合意することを促したと米高官が30日(現地時間)、公開した。この官僚は「米国は地域同盟国間紛争解決を助けるために努力している」としてこのように話した。マイク・ポンペオ国務長官がこの日、ASEAN地域フォーラム(ARF)に参加するためにタイ・バンコクに出発した中で韓日両国に「休戦」を促したわけだ。

  米政府官僚は電話ブリーフィングで「ポンペオ長官が1日、バンコクASEAN地域フォーラムで康京和(カン・ギョンファ)外相と河野太郎日本外相が会談する予定」と言及し、韓日両国に対する休戦協定要求の事実を公開した。彼は「日本が早ければ2日韓国を最小限の貿易規制を受けるホワイト国(White list)から除外する可能性がある」とし「休戦協定の提案が両国間の意見の隔たりを解消することができないが、会談が実現できるように決まった期間内には追加措置を取るのは防げるだろう」と説明した。彼は「休戦期間に対してはまだ具体的に決まったわけではない」と付け加えた。韓日両国が交渉のために現状態で紛争を凍結するのにまず合意してほしいという意味だ。

  ドナルド・トランプ大統領は19日「韓日の間に介入するのは非常に難しいこと(full time job)」とし「両方とも望むなら私はそのようにするだろう」と北東アジアの両同盟国間の緊張緩和を支援する意向を明らかにした。引き続き、ジョン・ボルトン国家安保補佐官とマシュー・ポッティンジャー国家安全保障会議アジア上級部長は22~24日、韓日両国を訪問した。外交消息筋はこれについて「韓日両国に対する休戦合意の提案は先週、ボルトン補佐官の歴訪途中で伝えられたと理解している」として「ポンペオ長官がARF会議で韓日両国間の休戦合意が行われるように積極的に努力するだろう」と話した。

  ロイター通信は韓日紛争に関連して米国は特に両国が8月24日までとなっている韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)を延長するかに鋭意注視していると伝えた。ワシントンの主な関心事がGSOMIAを存続するかどうかという意味だ。北朝鮮の核ミサイル脅威に関連して軍事情報の共有が目的であるGSOMIAは2016年に締結された後、両国が期限まで脱退の意向を明らかにせず毎年自動的に延長された。これについてワシントンは文在寅(ムン・ジェイン)大統領の今年8・15祝辞に含まれるメッセージにも注目していると通信は伝えた。

中央日報 https://japanese.joins.com/article/087/256087.html

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