韓日外相会談の開催調整中 ARFに合わせ

【ソウル聯合ニュース】韓国と日本の外相会談が今週、タイ・バンコクで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会合に合わせて開催される公算が大きいことが29日、分かった。複数の外交消息筋によると、両国はARFを機に外相会談を開くことで原則的に同意し、具体的な日程を調整しているという。  別の消息筋は「断定的に言うのは早いが、開催で意見が一致しているのは事実」と明らかにした。  会談が実現すれば、今月4日、韓国大法院(最高裁)が日本企業に賠償を命じた強制徴用訴訟問題などへの対抗措置として日本が経済報復措置を取ってから初めてとなる。  韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と日本の河野太郎外相はARFに合わせた2国間会談に出席するため、31日に現地入りする予定で、会談は31日か8月1日に開催される可能性が高い。日本が安全保障上の友好国として輸出上の手続きを簡素化する「ホワイト国」から韓国を除外する閣議決定を行うとされる8月2日の直前に開かれることになる。  会談で康氏は韓国に対する輸出規制措置を即時撤回し、ホワイト国からも除外しないよう求める見通しだ。  ただ、日本の方針が変わる可能性は低いというのが大方の見方だ。ホワイト国から除外する手続きが官邸や経済産業省主導で行われ、外務省の影響力には限界があるとみられる。  外交消息筋は「会談が実現すれば外交当局の高官級の意思疎通が回復することは良いが、ホワイト(国の)リストから除外する作業は現在としては外交的な意思疎通とは別に進められているとみられる」と述べた。  一方、ARFに合わせ、ポンペオ米国務長官を交えた韓米日3カ国の外相会談も行われる可能性が高いという。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/07/29/2019072980206.html

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