北朝鮮は政府の対話提案に応じず 民間接触も減少=韓国統一部
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は30日、国会外交統一委員会への報告で、南北関係について「(北朝鮮は)韓国政府の対話提案に応答しておらず、民間レベルの接触も減少した」と明らかにした。南北関係は2月末のベトナム・ハノイでの米朝首脳会談が物別れに終わって以降、停滞が続き、最近は北朝鮮が韓米合同軍事演習を理由に韓国への非難を強めている。 同部によると、北朝鮮住民との接触申請を受理した件数は、2018年10月から今年2月にかけては月平均71.4件だったが、米朝首脳会談直後の3月から7月にかけては同49.4件に減少した。 北朝鮮は宣伝メディアを使って南北共同宣言の徹底した履行を促しており、今月26日には前日実施した弾道ミサイルの発射を「韓国への警告」だと言明し、8月に予定される韓米合同軍事演習や韓国が進める最新鋭ステルス戦闘機F35Aの導入を非難した。 統一部は、先月30日に南北軍事境界線がある板門店で米朝首脳が合意した非核化実務交渉の再開も、当初の予定より遅れていると報告した。 今後の方針としては、南北関係の改善に向け北朝鮮へメッセージを送るとともに、米朝実務交渉の速やかな再開を後押しするとの計画を改めて示した。 韓国政府の国連世界食糧計画(WFP)を通じたコメ支援に対し、北朝鮮が実務レベルで受け取り拒否の意向を示したことについては、「まずは北の正式な立場の確認に努め、その上で関連の手続きを検討する」と説明した。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/07/30/2019073080095.html
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