「これを機に海外サッカー見ないでKリーグ見よう」C・ロナ欠場物議で

チームKリーグの善戦で「一緒に応援しよう」

  「ユベントスの試合見に行ったんだけど、いつの間にかチームKリーグを応援していたよ。期待以上の競技力だった」

  「海外サッカーを見ていたけど、今回のオールスター戦を見て、国内サッカーに興味がわいてきました。いいチームをお薦めしてください」(以上、インターネット・コミュニティー・サイトより)

  「ナルカンドゥ(ロナウド+あくどい強盗を意味する韓国語ナルカンドの合成語)問題」がKリーグにとって「災い転じて福となす」のだろうか。かつてクリスチアーノ・ロナウド(34)など海外のスター選手ばかりに関心を示していたサッカーファンたちの間で、「Kリーグを見よう」というムードが徐々に広がっている。特に、26日のオールスター戦でユベントスを相手にKリーグのオールスター選手たちが素晴らしいプレーで善戦したことがきっかけとなっている。

  Kリーグの選手たちは、全国の数百万人のサッカーファンが注目した試合で、ユベントスの主力選手たちを相手に素晴らしいゴールを決めて善戦した。試合開始から7分後に先制ゴールを入れてユベントスの自尊心をつぶしたオスマル・イバニェス(31)=FCソウル=や、試合終了後、新たな「うちの兄貴」になったセシーニャ(29)=大邱FC=らがその代表的な選手たちだ。

  彼らはリーグ公式戦のようにベストを尽くしてプレー、急ごしらえのチームとういことで息が合わなかったのにもかかわらず、前半を2-1とリードしたまま終えた。後半5分、アダム・タガート(26)=水原サムスン=がゴールを決めると、朴主永(パク・チュヨン、34)=FCソウル=が走っていってハグし、これに全北現代のユニホームを着たファンたちが拳を突き上げて歓喜する姿が中継されると、「真の意味でのオールスター戦」という冗談も飛び出した。もともとこれら3チームは仲が良くないことで有名だからだ。

  Kリーグのファンたちは、この機会にもっとKリーグを知って楽しんでほしいとして、応援するチームを探す人々に「一緒に応援しよう」と声を掛け始めた。例えば、(兵役服務中の選手が在籍する)尚州尚武FCを「ラインナップが毎年変わってさまざまな選手が見られるチーム」「一時ソン・フンミンとチョ・ヒョヌが入団を検討していた名門チーム」「外国人はいない純血主義チーム」「ゴールパフォーマンスが礼儀正しく節度あるチーム」と宣伝するなどしている。

  韓国プロサッカー連盟関係者は「試合運営面では大きな悪材料があり申し訳ないという思いでいっぱいだが、Kリーグの選手たちの誠実なファンサービスと優れたテクニックはぜひ覚えておいていただきたい」と語った。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/07/30/2019073080011.html

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