<大リーグ>柳賢振、14勝達成し平均自責点1位確定

  「コリアンモンスター」柳賢振(リュ・ヒョンジン、LAドジャース)が大リーグで初めてのタイトル獲得を達成した。平均自責点1位を確定しシーズン14勝も収めた。

  柳賢振は韓国時間29日に米カリフォルニア州サンフランシスコのオラクルパークで開かれたサンフランシスコ・ジャイアンツとの試合で先発登板し、7イニングで97球を投げ5被安打7奪三振無失点と力投した。ドジャースが2-0で勝ち14勝(5敗)目となった。

  柳賢振は平均自責点を2.41から2.32に下げ、ニューヨーク・メッツのジェイコブ・デグロムの2.43を引き離しナショナル・リーグ1位、大リーグ全体でも平均自責点1位を確定した。2013年に大リーグに進出してから7シーズンで初めてのタイトルホルダーとなった。韓国選手初の記録だ。韓国選手のうちタイトルホルダーとなった事例はこれまではなかった。最も近づいた選手は朴賛浩(パク・チャンホ)だ。彼は2000年にナ・リーグ最多奪三振2位(217本)を記録した。

  また、平均自責点1位はアジア投手で初だ。1995年のドジャースの野茂英雄の2.54(ナ・リーグ2位、全体3位)を超えアジア投手平均自責点1位の記録を打ち立てた。

  柳賢振は1回表に打者ドノバン・ソラーノから10打者連続凡打に押さえた。4回1死からマウリシオ・デュボンとバスター・ポージーに安打を与え1・2塁の危機を迎えたが、4番打者エバン・ロンゴリアを右飛打で、5番のケビン・ピラーを左飛打で捕らえた。

  5回2死後には下位打線に連続安打を許したが、ソラーノを3塁ゴロに誘導し無失点でイニングを終わらせた。三者凡退で6回を終えた柳賢振は7回2死後に内野安打を打たれたが、ジョーイ・リッカードを三振に打ち取った。

  柳賢振は打席でも輝いた。0-0の5回表2死3塁から相手先発ローガン・ウェッブの時速149キロメートルの速球を引っ張り1打点適時打を飛ばした。ドジャースが1点も渡さずに勝ち柳賢振の適時打は決勝打になった。6回にはマックス・マンシーのソロ本塁打まで決まり2-0で逃げた。

  ドジャースはこの日の勝利でシーズン105勝(56敗)となり、1953年のブルックリン・ドジャース時代に達成した球団1シーズン最多勝記録とタイに並んだ。30日に行われる正規シーズン最終試合で勝利する場合、最多勝記録を更新することになる。

  

中央日報 https://japanese.joins.com/article/061/258061.html

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