東京五輪巡り「放射能問題に関心を」 韓国市民団体が署名サイトに

【ソウル聯合ニュース】インターネット上などで民間外交を行う韓国の市民団体VANKが29日、世界最大級の署名サイト「change.org」に2020年東京五輪を巡り放射能問題に関心を持つよう呼び掛ける英文の請願(chng.it/j5hhCw6pP8)を掲載した。  同団体は先月20日、このサイトで東京五輪での旭日旗を用いた応援を禁止するよう訴え、約4万5000人の賛同を得た。  今回も請願の宛先として国際オリンピック委員会(IOC)と東京五輪・パラリンピック組織委員会を指定した。賛同するにはサイトへの登録が必要になるため、賛同数によって世界の世論の行方を占うことができるほか、請願の相手に圧力をかけることもできる。  VANKは請願で、国際環境保護団体のグリーンピースによる今年3月の調査を取り上げ、「(東京電力福島第1原発の事故が起きた)福島の放射能レベルは基準値に比べ8倍高い」などと強調した。  その上で、IOCに対し▼選手と観客の健康のため福島産の飲食物の使用を禁止すること▼福島に近い競技場を使用しないこと▼放射能問題に関するあらゆる安全性点検の結果を透明に公開すること――を開催国の日本に要請すべきだとした。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/29/2019102980212.html

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