新海監督 「天気の子」公開に合わせ来韓=「若者に楽しみといたわり届けたい」
【ソウル聯合ニュース】新作アニメ映画「天気の子」の韓国公開(10月30日)に合わせ来韓した新海誠監督は30日、ソウル市内の映画館で記者会見した。自身が10代のころに宮崎駿監督の作品を観て楽しみ、慰められたと振り返りながら、息が詰まるような社会で生きる10代の若者にとって楽しさだけでなく、安らぎやねぎらいになる作品を作りたいと語った。 「天気の子」については、ここ数年で日本の気候が変わったと実感する出来事が多くあったとし、少しずつ変わっていく世の中で生きていく少年と少女の姿を描きたかったと話した。 同作は、家出少年の森嶋帆高が局地的な範囲を一時的に晴れにする能力を持つ天野陽菜という少女と出会い、繰り広げられる物語を描いた。 新海監督は「秒速5センチメートル」(2007年)、「言の葉の庭」(13年)、「君の名は。」(16年)などで韓国でも多くのファンを獲得した。「君の名は。」は韓国で371万人の観客を動員し、韓国で公開された日本アニメで最大のヒットとなった。 新海監督は、自身初となる長編アニメ「雲のむこう、約束の場所」(04年)が韓国で上映されて好評を博して以降、新作ができるたびに韓国に来ていると紹介した。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/30/2019103080268.html
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