韓国防空識別区域に中国軍機侵入…異例にも飛行の意図明かす

 中国軍機1機が29日、済州島南方に位置する離於島付近の韓国の防空識別区域(KADIZ)に侵入し、韓国軍が対応出撃した。韓国軍の合同参謀本部(合参)が明らかにした。この過程で、韓国軍は「ホットライン」を通して中国側に飛行の意図などを尋ね、中国側は自国の軍用機がKADIZを飛行している目的などを明かしたという。これまでKADIZに無断侵入してきた中国軍のこうした対応は、今年に入って初めてだ。

  韓国軍関係者は「中国のY9系列の偵察機1機が午前8時57分ごろ、済州島西方のKADIZに侵入し、その後再び侵入した」として「日本の防空識別区域(JADIZ)側へ向かう過程でKADIZを通過したと理解している」と語った。韓国軍は、中国軍機がKADIZに侵入する前から追跡・監視しており、KADIZに侵入する気配を見せるや「ホットライン」を通して中国側に侵入の意図を質問したという。中国側はこれまで韓国側の「ホットライン」での質問には回答しなかったが、今回は異例の反応を示した、と韓国軍は明かした。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/30/2019103080060.html

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