文大統領 11月にASEAN・APEC首脳会議に出席
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は28日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が11月3~5日、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席するためタイ・バンコクを訪問すると発表した。 また、同月13~19日にはメキシコを公式訪問するほか、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するためチリ・サンティアゴを訪れる。 同月25~27日には韓国とASEANの対話関係樹立30周年を記念し、釜山で韓・ASEAN特別首脳会議と第1回韓・メコン首脳会議を主催する。 文大統領は一連の国際会議を通じ、朝鮮半島の平和プロセスのモメンタム(勢い)を維持させるとともに、経済外交に取り組む見通しだ。 とりわけ、国際会議に合わせ安倍晋三首相との首脳会談が実現するか注目される。ただ、天皇が即位を国内外に宣言する「即位礼正殿の儀」に合わせて行われた韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相と安倍首相の会談で、両国関係悪化の原因となっている強制徴用問題については平行線に終わったことから、両首脳の会談の可能性は低いとの見方が大勢だ。 文大統領はAPEC首脳会議で、北朝鮮の非核化問題などを議論するため、トランプ米大統領や中国の習近平国家主席との個別会談も調整するとみられる。 釜山で開かれる韓・ASEAN特別首脳会議に招待した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の出席は現在の朝鮮半島情勢を勘案すれば、事実上不可能とみられる。 青瓦台の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官によると、文大統領は11月4日にASEANプラス3(韓中日)首脳会議に出席。持続可能な共同体の建設を地域協力の目標として示し、共同努力の必要性を強調する。同日に開かれる東アジア首脳会議(EAS)にも出席し、朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和定着の実質的な進展に向けた韓国政府の外交努力を説明し、国際社会の支持を呼びかける。 11月13日からは中南米を歴訪する。文大統領が同地を訪れるのは就任後2回目となる。13~14日にメキシコを公式訪問し、同国のロペスオブラドール大統領と首脳会談を行い、韓国がメキシコ、コロンビア、ペルー、チリによる経済共同体「太平洋同盟」に準加盟するための支持を要請するほか、韓国企業への支援などについて協議する。 15~17日にはチリ・サンティアゴを訪れ、APEC首脳会議に出席する。高報道官は「APEC期間中、主要国との首脳会談も調整している」と述べた。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/28/2019102880222.html
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