中国機 韓国防空識別圏に進入=初めて直通電話で事前通知

【ソウル聯合ニュース】中国の軍用機1機が29日、韓国南部・済州島の南の岩礁、離於島近くの韓国防空識別圏(KADIZ)に入り、韓国空軍の数機の戦闘機が出動した。複数の韓国政府消息筋が明らかにした。韓国軍関係者によると、中国側はY9偵察機とみられる中国機の飛行経路や目的などをホットライン(直通電話)で通知した後、KADIZに入った。中国がKADIZに入る前に、事前通知したのは初めてという。  中国機は同日午前と正午過ぎの2回にわたって計77分間、KADIZ内を飛行した。離於島付近の上空はKADIZと中国防空識別圏が重なっている。  中国はこれまで事前通知なく、KADIZに進入していた。今回、中国側が事前通知したのは、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備の影響で中断していた韓中国防戦略対話が今月、約5年ぶりに再開されたことと関係があるとみられる。国防対話で両国は海・空軍の直通電話の追加設置を進めるとともに、各分野での国防交流を一層発展させることで一致していた。  今年に入り、中国機がKADIZに入ったのは25件を超えているとされる。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/29/2019102980206.html

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