ビールの対韓輸出 10月は「ゼロ」=日本財務省統計
【東京聯合ニュース】日本のビール業界が韓国での日本製品不買運動で大きな打撃を受けていることが、統計資料から改めて確認された。 日本の財務省が28日発表した10月の品目別貿易統計によると、ビールの韓国向け輸出は数量、金額ともに実績ゼロだった。前年同月の輸出額は8億34万円。 日本産ビールは、日本政府が7月に半導体・ディスプレー材料3品目の対韓輸出規制を強化したことを受けて広がっている日本製品不買運動のターゲットとなり、韓国でほとんど売れていない状況だ。その影響で、今年9月の対韓輸出額は前年同月比99.9%減の58万8000円に落ち込み、10月にはついにゼロ水準となった。 韓国はもともと日本ビールの主力輸出先で、2018年は国別輸出額トップだった。急激な韓日関係の悪化に、日本のビール業界は「厳しい時期を過ごしている」(業界関係者)という。 一方、10月の日本の韓国向け輸出総額は3818億円で前年同月比23.1%減少した。減少幅は9月(マイナス15.9%)より大きく、不買運動の影響と分析される。ビールを含む食料品の対韓輸出額は前年同月比58.1%、乗用車は同70.7%、それぞれ急減した。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/28/2019112880171.html
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