プレミア12:金広鉉が投げ、金宰煥が打って韓国2連勝

 野球の国別対抗戦「2019世界野球ソフトボール連盟(WBSC)プレミア12」C組予選ラウンドで、韓国代表チームが伏兵カナダを破り、2連勝した。

  世界ランキング3位の韓国は7日、ソウル市内の高尺スカイドームで、カナダ(同10位)に3-1で勝った。帰ってきた韓国代表チームの「エース」金広鉉(キム・グァンヒョン)の好投と、2018シーズン韓国プロ野球(KBO)リーグMVP金宰煥(キム・ジェファン)の決定打、そしてチョ・サンウの完ぺきなリリーフが勝利を生んだ。

  左腕の先発・金広鉉の好投が際立つ。金広鉉は2-0でリードしていた6回まで77球を投げ、6イニングで1安打2四球と好投、カナダ打線を沈黙させた。最高球速151キロメートルのファストボールや、左打者の外角に流れていく球速140キロメートルの高速スライダーを前面に押し出して7奪三振を記録した。金広鉉は「相手打者は変化球が弱点で、多く投げたのが良い結果につながった」と語った。

  金広鉉は2008年の北京五輪時、2度の日本戦で好投して「国際大会における日本キラー」として有名になった。しかし、2015年の第1回プレミア12大会以降は韓国代表になれていなかった。全盛期の球威が戻らず、2017年初めにひじの手術を受けた。手術から回復した金広鉉はこの2シーズンにKBOリーグで28勝を挙げて完全復活、現在は米大リーグ進出を希望している。この日のカナダ戦では複数の大リーグ球団スカウトが金広鉉の投球を見守った。「ショーケース」を成功させた金広鉉は今後、所属チームSKと米国進出問題をめぐり協議する予定だ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/08/2019110880007.html

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