韓国の景気、8カ月連続で「不振」

 韓国開発研究院(KDI)は7日、韓国の経済状況について、8カ月連続で「景気不振」との判定を下した。

  KDIは「経済動向11月号」で「最近の韓国経済は輸出と投資を中心に景気が低迷している」と指摘した。KDIは昨年11月から今年3月までの景気状況を「鈍化」としたのに続き、4月以降は「不振」との判断を続けている。

  特にKDIは最近、投資と輸出、生産が減少またはわずかな伸びを脱却できずにいる状況を指摘。「鉱工業生産が低い伸びにとどまる中、サービス業の生産の伸びも鈍化しており、景気不振が続いていると判断した。建設投資も建設部門の不振が続いており、減少基調のままだ」と分析した。

  ただ、消費は小売売上高が伸びを維持し、消費者心理指数も小幅ながら改善しており、消費低迷は徐々に緩和しているとした。

  KDIのキム・ソンテ経済展望室長は「輸出が低迷しており、製造業などの生産は影響を受けざるを得ない。不振から脱却するモメンタム(勢い)は今のところ見えない」と語った。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/08/2019110880002.html

コメント

このブログの人気の投稿

通商まで追い詰められた韓国、米国がWTO途上国優遇の中断求める

【6月7日付社説】デモ被害者の苦痛を無視してきたのに文前大統領が当事者になるや禁止法を提出した共に民主党

李明博元大統領、再収監から6日目で釈放