完璧な量子ドット技術、サムスンが世界初開発
サムスン電子は自ら光る無機物質である量子ドット素材を活用し、より完璧なディスプレーを製造する技術を世界で初めて開発した。同社総合技術院のウォン・ユホ研究員(第1著者)とチャン・ウンジュ・フェロー(責任著者)は27日、量子ドット素材の構造を改善し、自発光量子ドット素材の発光効率21.4%を達成したとする研究結果を科学誌ネイチャーに発表した。素子の駆動時間も100万時間に引き上げた。量子ドットでテレビやスマートフォンの画面に使えるレベルの光を確保したことになる。
量子ドットは大きさが数ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)水準の微細な半導体粒子だ。光を出す素材の大きさが非常に小さいため、色の表現も細かい。しかし、現在の量子ドットには重金属のカドミウムを必ず使用しなければならないため、人体に触れるディスプレーに採用することは難しかった。今回の研究は毒性があるカドミウムの代わりにリン化インジウムを使用しても、画面に使えるレベルの性能を確保したものだ。現在サムスン電子はQLED TVを販売しているが、これは自発光量子ドット粒子を直接使用するのではなく、発光ダイオード(LED)に量子ドットフィルムを貼り付けたものだ。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/29/2019112980003.html
量子ドットは大きさが数ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)水準の微細な半導体粒子だ。光を出す素材の大きさが非常に小さいため、色の表現も細かい。しかし、現在の量子ドットには重金属のカドミウムを必ず使用しなければならないため、人体に触れるディスプレーに採用することは難しかった。今回の研究は毒性があるカドミウムの代わりにリン化インジウムを使用しても、画面に使えるレベルの性能を確保したものだ。現在サムスン電子はQLED TVを販売しているが、これは自発光量子ドット粒子を直接使用するのではなく、発光ダイオード(LED)に量子ドットフィルムを貼り付けたものだ。
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