サムスン・現代自トップがベトナム首相と面会 協力を協議
【ソウル聯合ニュース】韓国経済団体の全国経済人連合会(全経連)は28日、ソウル市内のホテルで「韓・ベトナムビジネスフォーラム」を開催し、ベトナムから韓・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議のため来韓したフック首相や同国の高官、財界関係者らが出席した。韓国からは許昌秀(ホ・チャンス)全経連会長、洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官をはじめ、産業銀行の李東杰(イ・ドンゴル)会長、新韓銀行の晋玉童(ジン・オクドン)頭取ら財界関係者が出席した。 フック首相は会場で、サムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長、現代自動車グループの実質トップの鄭義宣(チョン・ウィソン)総括首席副会長らと個別に面会し、ベトナムと韓国企業間の協力策を協議した。現代重工業、GS建設の幹部らもフック首相と面会した。 李在鎔副会長は前日に青瓦台(大統領府)で開かれたフック首相との夕食会にも出席した。サムスンはベトナムにスマートフォン工場や家電工場を置いており、投資額が大きい。 一方、フック首相はフォーラムで、政治、経済、社会、文化など各分野で韓国とベトナムの関係が深まっているとしながら、「両国間の経済協力を一段と強化しよう」と呼び掛けた。洪副首相は「協力関係をアップグレードしていこう」と応じた。 許会長も、1992年の国交樹立以来、両国の貿易規模は100倍以上に成長し、昨年の貿易額は過去最高の683億ドル(約7兆4700億円)だったとした上で、「今後2~3年のうちに韓国とベトナムの貿易1000億ドル時代を開こう」と呼び掛けた。 フォーラムでは両国出席者がベトナムの企業、投資環境や韓国企業のベトナムでのビジネスチャンスなどを紹介し、経済協力策を集中的に話し合った。 全経連は、文在寅(ムン・ジェイン)政権の「新南方政策」に足並みをそろえ、ベトナムを重点協力国と定めて両国間の財界交流などをあっせんしていることを紹介した。 両国の経済的な結びつきは年を追うごとに強まっている。 韓国の対ベトナム貿易量は2000年から昨年にかけて年平均21.6%増加し、貿易量全体にベトナムが占める割合は00年の0.6%から今年10月時点で6.7%と大きく拡大した。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/28/2019112880205.html
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