韓国経済 8カ月連続で「景気不振」=政府系機関

8カ月連続で「景気不振」 輸出・投資減響く=韓国政府系機関 【世宗聯合ニュース】韓国の政府系シンクタンク、韓国開発研究院(KDI)は7日発表した「経済動向11月号」で、最近の韓国経済について「輸出と投資を中心に景気不振の様相」との見方を示した。昨年11月から今年3月までの景気判断は「鈍化」だったが、4月以降は「不振」のままだ。  近ごろは投資と輸出、生産でマイナス、または0%台の低調な伸びが続いていると指摘された。KDIの担当室長は「輸出が良くないため製造業などの生産が影響を受けざるを得ない」と指摘した。先行きに対しても「今のところ、(不振から抜け出す)モメンタム(勢い)が見えない」とした。  9月の全産業の生産は前年同月比0.5%増と、4カ月連続で増加率が1%を下回った。鉱工業生産が0.4%の小幅増にとどまり、サービス業生産も1.0%増に鈍化した。  9月の設備投資は機械類と輸送装備を中心に前年同月比1.6%減少した。マイナス幅が縮小したとはいえ、11カ月連続で減少している。  建設投資も建築部門が不振を抜け出せず減少が続いている。  10月の輸出は半導体などが振るわず、前年同月比14.7%減少した。輸入は14.6%減だった。  一方、消費の不振はやや緩和された。9月の小売販売額は新車発売などを追い風に耐久財の消費が増え、全体で3.3%増加した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/07/2019110780159.html

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