米国防長官が来週訪韓 米「GSOMIA問題の解決望む」

【ワシントン聯合ニュース】米国防総省は7日、エスパー国防長官が13日から韓国とタイ、フィリピン、ベトナムの4カ国を歴訪すると発表した。韓国には14日に到着する見通しで、15日にソウルで開かれるとされる韓米定例安保協議(SCM)に出席する。これに合わせ、韓米国防長官会談が行われる可能性も取り沙汰されている。  同省のホフマン報道官は記者会見で、エスパー氏は訪韓中、韓国が終了を決定した韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)についても議論すると説明した。  軍事機密を共有するために韓日が結んだGSOMIAの失効は今月23日午前0時に迫っており、ホフマン氏は「われわれはそれが解決されるのを見たい」と述べてGSOMIAの維持を求める立場を改めて示した。GSOMIAの維持は「われわれ皆が域内で最も大きな脅威となっている北朝鮮の活動、そして地域を不安定にしようとする中国の試みに集中できるようにするためのもの」だと説明した。  エスパー氏の訪韓は長官就任後間もない8月8~9日に続き2度目。スティルウェル国務次官補(東アジア・太平洋担当)から国防トップのエスパー氏に至るまで米国の国防・安全保障責任者が相次いで韓国を訪れ、GSOMIAの維持などを求め全方位から圧力を強めている格好だ。  また、現在行われている在韓米軍の駐留経費負担(思いやり予算)を巡る韓米交渉で、米国は韓国側負担額の大幅な引き上げを要求しているとされ、これに関するエスパー氏の発言にも関心が集まる。  エスパー氏は訪韓後にタイを訪れ、バンコクで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議に出席する。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/08/2019110880066.html

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