文政権で3回目の特赦決定 李首相「国民統合のため」=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は30日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の側近だった李光宰(イ・グァンジェ)元江原道知事や労働組合の全国組織・全国民主労働組合総連盟(民主労総)のハン・サンギュン元委員長ら5174人を特赦・減刑・復権する措置を決定した。李洛淵(イ・ナクヨン)首相は同日の閣議で、「2020年を迎え、国民の統合のため」と説明した。  文在寅(ムン・ジェイン)政権で特赦が行われるのは3回目となる。  李氏は「赦免の対象は庶民や社会的弱者を中心に選定した」として、「軽微な違法で生計が厳しくなった方々に生業への復帰の機会を与えようとした」と説明。また、「宗教的な信念などによる兵役拒否者や少数の選挙法違反者も対象に含めた」と述べた。  ただ、「凶悪犯罪者や不正犯罪に関わった経済人は対象から除外した」として、「法秩序を確立し、国民の安全を守るため」と強調した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/30/2019123080098.html

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