中国で韓国ゲームの営業許可が下りない間に笑う日本

 韓国のゲーム業者が中国企業のコピー行為などで韓国市場まで脅かされる中、中国の韓国企業に対するゲーム営業許可(版号)の発給中断問題は解決の兆しすら見えない。中国は2017年初めから終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備への報復の一環として、韓国のゲームに許可を出していない。

  そうした市場の空白には日本企業が食い込んだ。ゲーム業界は今年、中国が外国企業に発給した許可のうち30-40%を日本企業が占めると推定している。日本の知的財産権(IP)を活用したゲームも中国で人気を集めている。ゲーム業界関係者は「最近日本のIPを活用した中国のゲームは日本による独自製作と区分できないほどレベルが高い。韓国のゲーム業者による中国進出が阻まれる間、中国が日本企業との相乗効果で実力を養っている」と説明した。開発能力を高めた中国のゲーム業者は最近、韓国市場に進出し、好業績を上げ、韓国市場を侵食している。

  韓国ゲーム業界は「中国のゲーム許可不発給による被害は数兆ウォン(数千億円)に達すると予想されるが、韓国政府は問題を解決しようとする努力すらしない」と指摘した。韓国ゲーム学会は今月11日、外交部に対する声明を出し、「韓国のゲームに対する中国政府の差別について、どんな見解と対応策を持っているのか明らかにしてもらいたい」と申し入れた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/27/2019122780078.html

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